サイフォンでコーヒーの淹れ方「それやっちゃダメ!!」

珈琲愛好家の美味しいコーヒーを飲むための「門外不出のノウハウを大公開」していくコーナーです。

第一弾は、サイフォンでコーヒーの淹れ方「それやっちゃダメ!!」

サイフォンでの一般的なコーヒーの淹れ方にプラスα「簡単なノウハウ」を追加するだけで、いつものコーヒーが大変美味しくなります

このノウハウはサイフォンに限らず、あらゆる抽出方法で使えるノウハウですので、ぜひご覧ください。

「抽出の仕方」のノウハウは『温度』と抽出する『時間』

私は30年以上の時間をかけて、美味しい珈琲をどうしたら飲めるのか、

いろんなトライアルをしてきました。

そこで、私の体験してきたノウハウを少しずつご紹介していきたいと思います。

今日は「抽出の仕方」

抽出のときで絶対やってはいけないことは、お湯の温度なんです。

温度を90℃以上で抽出しちゃダメなんです。

90℃以上にしてしまうと煎じ薬の煎じになってしまうんです。

大事なのは『温度』と抽出する『時間』です。

これさえ守っていただければ「最高のコーヒーが飲める!」ということです。

サイフォンを使ったノウハウをご紹介します

今回はカッコいいサイフォンを使っていきます。

用意するものは

・サイフォン

・アルコールランプ

・ろ過フィルター

・竹べら

サイフォンは1~5人用まで販売されていますが、5人用は大変便利です。

お客様がいらしたときも一気に作れますし、夏の時期ですと一気に作ってアイスコーヒーにしてしまう

なんてこともできます。

サイフォンの良いところは『味のバラつきがない』

サイフォンのいいところは、『ペーパードリップよりも美味しい珈琲ができる』んです。

コクがあって、何より『味のバラつきがない』んです。

今日ご案内するのは、サイフォンの基本的な使い方ではないんです。

いかに美味しくするかというテクニックです!

これはペーパードリップでも共通して、必ず参考になりますのでご覧ください。

それではサイフォンで珈琲を抽出するプロセスをご一緒しながらそのノウハウをご紹介して参ります。

門外不出のノウハウをご紹介!

ミルは細挽き

mill

それでは門外不出のノウハウをご紹介していきます。

まず豆をミルします。ミルは「細挽き」が良いです。

「中挽き」「粗挽き」というアドバイスもありますが、

「良い豆」を購入したときは「細挽き」が良いです

ミルをお持ちでない方は、粉で購入ください。

そして、ろ過フィルターを入れたロートにミルした粉を入れます。

沸かしたお湯は温度計で測っておく

次にお湯を沸かして、沸騰したお湯を綺麗に拭いたフラスコの半分程度まで入れます

残りのお湯の温度を下げるために、お湯を別の容器に移します。

温度計を挿して、温度を測っておきます。

アルコールランプの火はフラスコに触れるくらい

alcohol-lamp

次にアルコールランプです。アルコールランプは、火が垂直に立ち、強火にならずあまり火が上に昇らないものが良いです。

フラスコの底に火が触れているくらいの感じが良いです。

泡が出てきたらロートを完全に差し込む

アルコールランプの火をフラスコの底に置いたら、ロートを斜めに差し込んでおきます。

数十秒待ちますと、泡が出てきますので、そこでロートを完全に差し込みます。

そうるすとすぐに内圧が上がってきますので、お湯がロートのほうに昇ってきます。

ここからがノウハウです!

know-how

温度を下げていた容器のお湯が85℃ピッタリになりましたら

85℃のお湯をかき回せもせず、沸騰させもせず、このままロートに入れてしまいます。

そして、ここからが『ノウハウ』です!

アルコールランプからフラスコを横にずらします。

横にずらしてフラスコのお湯を沸騰させません。

そしてロートの上の空気を抜くように上の層をつぶすイメージでかき混ぜます。

そうするとロートの中が3層になります。

上から

・エスプレッソのクレマのような層

・ミルしたコーヒーのある層

・液体の層

そして1分待ちます。

待っている間、もちろんフラスコのお湯はグツグツさせません。

この時のロートの温度を測ってみましょう。この温度が非常に重要です。

82℃~88℃の間くらいで止まっていることが重要です。

落ちる時間は40~50秒が良い

stir

これで1分経ちましたら、アルコールランプからフラスコを完全にどかします。

そしてロートの中のコーヒーがフラスコに落ちる前に2回目のかき混ぜです。

ここはかくはんし、液体化させていきます。

こうすると泡と一緒にぶくぶくとフラスコに落ちていきますが、この感じが良いです。

時間がかかっても40~50秒で落ちきるの良いです。

もし時間がかかるようでしたら、フラスコに雑巾をぴっとあてるとすぐ内圧が下がって落ちてきます。

重要なポイントのおさらい

たったこれだけの非常に簡単なノウハウです。

おさらいしますと

「アルコールランプを横にずらすことで、ロートの中を沸騰させず85℃程度にする」

このノウハウを、一般的に紹介されているサイフォンの使い方にプラスアルファすることで非常に美味しいコーヒーが出来上がります。

これが間違っても沸騰させてしまうと本当に飲めないコーヒーになってしまいますからね。

今回使ったコーヒー豆が無償提供中!

enlop-sample

今回使いましたコーヒー豆は高級珈琲「enlop」(エンロップ)というブランド

ブラジル・コロンビア・エチオピアのイリガチャフ(モカ)のブレンドです。

10年の歳月を経てできたブランドで、

・世界中の最高の豆を使用

・超音波洗浄をかける

・完全熱風式の焙煎

という新鮮なコーヒー焙煎豆です。

これが現在、クーポンコード「FREE」をご利用いただくと、

送料200円だけでお試しいただけます。

ですので、以下のサイトから申込をされてみると良いと思います。

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今回ご紹介した『85℃ノウハウ』はサイフォンだけではなく

どんなコーヒーの抽出でも応用できるテクニックですので、

この基本をおさえておくと、今以上のコーヒーが飲めると思いますので、ぜひ試してみてください。

それではまたいろいろなノウハウを少しずつご紹介して参りたいと思います。

ありがとうございました。

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